今日の午前にやっと仕事も落ち着き、午後から久しぶりのお休みを!
やっとやっと見に行ける!若冲。
急いで電車に乗り京都へ。京都市美術館。
この季節は京都は観光シーズンでいつも以上に人が多いだろうからバスは停滞しそう。
なのでJRで山科まで行き東西線に乗り換え東山に。
平日なのに美術館の入り口に並んでる人々。。。でも15分ぐらい!?並んだぐらい。
以外と学生が少なく年配のおばさまが多い。
美術館に入るとたいへん賑やか(苦笑)
いきなり「樹花鳥獣図屏風」が左にあるので列がまったく進みません。皆さんそこで固まってられます。残念ながら人の割れ目から見て先を急ぐ事に(これから第九の練習もあるし)
でも急に人の割れ目が前にでき白像を見れました。ラッキーです。このタイルのようなもの1つ1つ描いてるのだからすごいですね。アイデアもすごいわ。
次の列に入ると前のおばさま方は絵も見ず人の悪口話で盛り上がってるし(なんのためにここに来てるの?)後ろのおばさま方はアレルギーの話で盛り上がり。大きな声で。。。
まったく集中できません。でも列に入らないと見れないし。。
なので真剣に見に来られてる女の子の後ろにピタッとつきました。
若い人も年配の方も本当に好きな方は1人で来られてることが多くて静かだし歩くスピードの頃合いもいいのです♡
後ろの人も比較的若い方なので静かで落ち着いて見ることができました。
(美術館の中はガヤガヤです)
すごい好きな作品が多くて(若冲はカラーの鶏図よりも水墨画が好きです。)
想像以上に良かった。
「果蔬涅槃図」はじめて見たのですけど素晴らしすぎて又感動しました。
若冲の絵には何度感動してるのか。。。
卓越された筆遣いだけではなくこのセンス!!!!!絵のレイアウト!
江戸時代に描かれたとは信じがたいです。
「高杯に栗図」の絵のバランス、レイアウトが素晴らしい。
若冲の描く野菜には人格(野菜格?)がありますね。
人物をかいてる絵も何点かありますがとても若冲らしく、かわいいです。
霊亀図の甲羅もすごいです。水墨画は知らないですが(絵はきちんと勉強したことがないですが)おそらく墨が乾かないうちにこの六角形の模様を描いてるの??
下書きも描けないとこなのにすごい正確さ。
筆さばきも凄いです。ものすごい努力と生まれつきのセンスの人なのですね。
ほんとーに素晴らしい絵がたくさんありました。
12月4日まで。あと少しです。
人気もあるのとTVの影響もあって人が多いですが
これから来られる方、
列の中、一人で来られてる方の間に挟まると静かに鑑賞できますよ。