大神神社→桧原神社 参拝 2017 奇跡

毎月1度、訪れる奈良の大神神社(三輪さん)1月ということもあり、いつもより人多し。

三輪さんから少彦名さんの神社、狭井神社、桧原神社と山辺の道をたどり、本来なら崇神天皇の御陵まで歩くのだけど、最近、持病の股関節の調子がわるく激しい痛み。

それでも

大神神社から桧原さん、そして村に下り三輪駅まで永遠、歩く。苦行のごとく杖をつきながら。。。重度の臼蓋形成不全なのによく歩いたわ。根性ですよ。

外で休んでおにぎりを食べてると寒いー。体が冷えると、ますます激しい痛み。

それでも友達の前では顔にださず我慢。でも、もう限界だ。

やっと駅前に着き、暖かいおそうめんを食べ電車で座ってると、少しずつ痛みもましに。

家に戻ると、その晩、ほとんど痛みが消えてました。

あんな激痛が一晩で消える?奇跡やな。

神さまのおかげですね。ありがとうございます。

痛すぎて写す事できず、写真はなし(笑)

 

 

お世話になった

大阪倶楽部(大阪淀屋橋

2016.12月の第九公演までの練習はこちらの1室のホールでさせていただきました。

現在、NHK朝ドラの「べっぴんさん」でもそのホールをオープニングの撮影で使われたようです。

「べっぴんさん」では、これは垂水(神戸の方)の洋館じゃない?とか

何となく見た事あるところがたまに映ります。

 

大阪倶楽部は

以前から中を拝見したいなあーと思ってた格式ある大正時代?!からの建物ですが

普段は会員制の倶楽部です。大阪の金持ちしか入れません。

なので縁はないか。。。と思いきや。第九の練習をこちらでさせていただき本当にに楽しかったです。ありがとうございました!

たまに定期見学もしてるらしいので次回、行ってみます。

 

f:id:mayo333:20170108183119j:plain玄関横の旗立の影。昔の旗立っておしゃれ〜ですよね。奈良の古い家でも見かけました。

f:id:mayo333:20170108194915j:plain窓に影が。美しい。近くの住友銀行も古い建物をリノベーションしてます。淀屋橋や北浜には空襲からのがれた旧館がちらほら。ビジネス街なので土日は静かで好きです。

棟方志功展

あけましておめでとうございます。

昨日1月4日に行ってきました大阪、ハルカス美術館の「世界の棟方志功」良かったです!!

棟方志功川上澄生の「初夏の風」に影響を受け、はじめての板画(はんが)作品も展示されてました(それまでは油絵だったのです)すごく可愛くてこんな作品も創られてた時期がおありなんだなと。

「弁財天妃の柵」と「門世の柵」は本当に最高でした。この絵が並べて展示してる、前辺りにソファーを置いてくれてたので、ずーーーーーーーーと長時間、眺めていました。

 

青森の棟方志功記念館の作品が多く青森県立美術館のものも。

 

美術館で長時間、絵を見てると疲れることが多いのですが、棟方志功さんの絵は不思議です。そんなに混んでなかったこともあるかもしれないけど、すーーと、癒されるというか消化器系も元気(笑)になって、その後、ハルカス近所に住んでる友人と会い、スペインバルでたくさん食べました。食後はサンマルクでプリンパフェまで。。。

こんなに食べたの久しぶりかも。股関節の痛みも治まってきておかげさまで今日から元気に仕事です。

 

棟方志功さんの絵は青森の精霊と共に描いたものかな。と思わせられるほど清らかでした。今月15日まで。

f:id:mayo333:20170105132433j:plain

「門世の柵」がフライヤーに。ピンクとこの色が刷られてて素敵。大切にします。

 

 

伊勢神宮

12月23日天皇誕生日 伊勢神宮にお参りしてきました。

伊勢は晴天でとても暖かかった(大阪に戻ると寒かった)

「生前退位」のお話がなかなか進まないようですが

陛下はご公務の上に毎日の神事がありますからハードすぎますよね。せめて神事だけ。ということに早くならないでしょうか。

陛下のお誕生日に晴天とはおめでたいです。きっと陛下のご負担にならないよう良い方向に行くのでしょう。

 

伊勢神宮に行こう行こうと思いながら日がとれず、結局12月になったけど、かえって良かった♪

今年の1月もそうだったんだけど春の陽気でした。今回もすごいすごい良いお参りでした!内容は心にしまっときます。笑。

ただ気になったのは数年前とちがって木に触ったり抱きついたりする人が多いこと。

そんなことをすると木が枯れるので神宮側もたいへん迷惑で困っているそうです。

(なので藁を巻いてる木もあります)

木に抱きつくご本人にもバチが必ず当ると聞いてます。

神の気は神社の木をとおして降りるとも書いてる人がいましたが、そうだと思います。

元々、日本人は森の木や岩や滝などに神が宿ると崇めてきたので。

感謝のみの清々しいお参りをする人が増えていってほしいです。

f:id:mayo333:20161227174822j:plain

写真は「上の郷」駅。

 

 

 

風草木 植物屋さん

ああ。朝から洗濯機が脱水してくれない・・・

一人暮らしはじめたときに買ったので20年弱ぐらいたってる!??も少しがんばってくれないかなあ。。

 

良い話に切り替えて昨日は月一の三輪さん参り。

三輪さん→桧原さん→崇神天皇の御陵を通って柳本の駅まで

朝から夕方まで良く歩きましたー。八木でいったん友達と別れて、もう一息、歩く。植物屋「風草木」さんへ。遠い、こんな遠かったけ。。。

でも、とても素敵なものを購入させていただきました!!

帰る距離が遠いので重いものは難しい。あれこれ迷い、色々な初歩的な質問にも親切に優しく対応してくださった、美人なお店の方、ありがとうございました。

 

そして大阪に戻り用事をすませて再び友人と会い、そのだんなさんにスペイン料理をごちそうしていただく、とても美味しかったです。ありがとうございます。

 

とても楽しい一日でした。そしてよく歩いた!!30000歩軽く超えてた。

あー又明日、治療で先生におこられそ〜。

 

f:id:mayo333:20161218182513j:plain

奈良橿原の風草木さん、ものすごくセンスいいんです。アンティーク?の鉢に植物が絶妙なバランス。そのふんいきを壊さない植物名を書いたレンガのかけら。見るだけで幸せな気持ちになります♡

幼い時から使い続けてる古い家具の上に置くといいふんいきに。

ボルケンシーという植物。南アフリカの植物が欲しかったのですがネットで調べると南アフリカの植物だそうで・・・!?

f:id:mayo333:20161218195123j:plain

雑な性格でごめんなさい。紙袋から取り出した時にこの子がちぎれてしまい・・・

挿木をしようと根がでるよう立ててます(水につけなく、そのままで。とネットに書いてました)

おちょこは昔、奈良町の酒屋さんでいただいたもの。底の鹿の絵柄見えるかな?

f:id:mayo333:20161218195926j:plain

とんがらし。山辺の道の無人販売には色んな素敵なものがあります。

インテリアにするつもりだったけど乾燥させて料理に使わせていただきます。

f:id:mayo333:20161218210110j:plain

昼の顔。やっぱり素敵ー。

河井寛次郎 大阪日本民芸館

友達にチケットをいただいて大阪日本民芸館に行ってきた。

河井寛次郎展 12月11日まで。

今年の7月に「丹波の民藝」を見に大阪日本民芸館にはじめて!?(子供の頃に来たような。。。)

行ったのですけど大阪にこんな素敵なところがあったなんて。。。というぐらい良い空間でした。そして受付に知り合いがいたのでこれまたびっくりで。仕事中だったので改めてランチ再会し今日も忘年会の約束をかわしてきました。

 

大阪日本民芸館は本当に落ち着く空間です。都心から少し離れてるので人も少なくて柳宗悦の世界にどっぷりつかれます。

河井寛次郎さんと縁が深かった濱田庄司さんの作品もあり、濱田さんの作品いいですねー!芹沢銈介さんの染色も凄い素敵でした。

芹沢銈介さんは染色以外にも装丁とか、かわいい民藝文字で有名な方です。私もグラフィックな方からこの方を知りました。

常設のそばちょこと棟方志功さんの絵や地方の古い着物も素敵です。

棟方志功さんは今、ハルカス美術館でやってますね。これも行きたい。

 

大阪日本民芸館、東洋陶磁美術館、山崎山荘美術館。この3つは特に大好きです。

その東洋陶磁美術館で12月10日からは汝窯水仙盆が並びます(たしか日本は東洋陶磁が1つ持ってるだけだったはず!?それが故宮博物館からの水仙盆たちと並びます。)

 

f:id:mayo333:20161206234007j:plain

大阪日本民芸館は万博公園の中にあります。太陽の塔

f:id:mayo333:20161206234112j:plain太陽の塔の後ろ姿。

f:id:mayo333:20161206234229j:plain観覧車。良いカメラじゃないのでちゃんと撮れないけど、これも綺麗でいいかも。

若冲の京都

今日の午前にやっと仕事も落ち着き、午後から久しぶりのお休みを!

やっとやっと見に行ける!若冲

急いで電車に乗り京都へ。京都市美術館

この季節は京都は観光シーズンでいつも以上に人が多いだろうからバスは停滞しそう。

なのでJRで山科まで行き東西線に乗り換え東山に。

平日なのに美術館の入り口に並んでる人々。。。でも15分ぐらい!?並んだぐらい。

以外と学生が少なく年配のおばさまが多い。

美術館に入るとたいへん賑やか(苦笑)

いきなり「樹花鳥獣図屏風」が左にあるので列がまったく進みません。皆さんそこで固まってられます。残念ながら人の割れ目から見て先を急ぐ事に(これから第九の練習もあるし)

でも急に人の割れ目が前にでき白像を見れました。ラッキーです。このタイルのようなもの1つ1つ描いてるのだからすごいですね。アイデアもすごいわ。

次の列に入ると前のおばさま方は絵も見ず人の悪口話で盛り上がってるし(なんのためにここに来てるの?)後ろのおばさま方はアレルギーの話で盛り上がり。大きな声で。。。

まったく集中できません。でも列に入らないと見れないし。。

なので真剣に見に来られてる女の子の後ろにピタッとつきました。

若い人も年配の方も本当に好きな方は1人で来られてることが多くて静かだし歩くスピードの頃合いもいいのです♡ 

後ろの人も比較的若い方なので静かで落ち着いて見ることができました。

(美術館の中はガヤガヤです)

すごい好きな作品が多くて(若冲はカラーの鶏図よりも水墨画が好きです。)

想像以上に良かった。

「果蔬涅槃図」はじめて見たのですけど素晴らしすぎて又感動しました。

若冲の絵には何度感動してるのか。。。

卓越された筆遣いだけではなくこのセンス!!!!!絵のレイアウト!

江戸時代に描かれたとは信じがたいです。

「高杯に栗図」の絵のバランス、レイアウトが素晴らしい。

若冲の描く野菜には人格(野菜格?)がありますね。

人物をかいてる絵も何点かありますがとても若冲らしく、かわいいです。

霊亀図の甲羅もすごいです。水墨画は知らないですが(絵はきちんと勉強したことがないですが)おそらく墨が乾かないうちにこの六角形の模様を描いてるの??

下書きも描けないとこなのにすごい正確さ。

筆さばきも凄いです。ものすごい努力と生まれつきのセンスの人なのですね。

ほんとーに素晴らしい絵がたくさんありました。

12月4日まで。あと少しです。

人気もあるのとTVの影響もあって人が多いですが

これから来られる方、

列の中、一人で来られてる方の間に挟まると静かに鑑賞できますよ。

f:id:mayo333:20161130210315j:plain